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執筆者の写真一歩 小さな

10/4-10/5 令和6年7月豪雨災害支援活動「山形県酒田市災害ボランティアセンターでの復旧支援活動」

各地で発生している各種自然災害等により被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。さて、当法人では10/4-10/5にかけて、令和6年7月の豪雨により甚大な被害が発生し、激甚災害の指定をうけている「山形県酒田市」において復旧支援活動に従事して参りました。「酒田市災害ボランティアセンター」では、救援ボランティアの人数の不足が続いているとのことで、災害ボランティアセンター様からの救援要請に応じて、活動を実施いたしました。酒田市では、発災時、土砂崩れや道路の崩落、複数の河川の氾濫、内水氾濫などが発生、一時はライフラインが使えない状態になり、市内の保育所も3箇所ほど浸水被害が発生したとのことでした。

※復旧活動に従事する葛飾の消防団員さん


【全般について】

今回は東京・埼玉から15名のメンバーで現地入りしました。東京から酒田市までは往復1000km以上あり、工事による高速道路の夜間通行止めなどもあったことで、往復で15時間ほどの時間がかかりました。当日は、午前中強い雨が降りましたが、午後には回復、気温も高くなく、看護師さんも同行して下さったことで、怪我や熱中症などもなく、全員無事に活動を終えることができました。


【活動メンバー】

今回は保育園や介護施設に勤務する福祉系の有資格者の方々や、消防団員の方、土木関係の仕事に従事していた方、看護師さん、リフレクソロジーなどのスキルを持った方、福祉系の大学生、救援活動にこれまでも継続的に関わってくれている会社員の方など、様々なスキルやご経験をお持ちの方々が参加して下さいました。15名全員が「被災された方々の生活再建のため」という本当に温かい心をお持ちで、非常に困難なニーズに対しても全力で向き合ってくださったこと、そして復旧を確実に前進することができたことに、言葉では言い表せないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。


【活動内容】

◆東京チーム10名

・河川の氾濫により、重機が入れない場所に入り込んだ土砂の撤去 ⇒ 《完了

・氾濫により災害ゴミとなった家財道具などの分別・処分 ⇒ 《完了

・2tトラックを使用して、災害ゴミを集積場まで運搬・処分 ⇒ 《完了

・電動カッターやバールなどを使用して、トタンの壁の解体と撤去 ⇒ 《完了


◆埼玉チーム5名(他チーム5名と合流して10名で活動)

・浸水した家屋の床下に複数名でもぐり、床下に入り込んだドロの撤去(小さなスコップ等を使用してかき出し、リレー方式で外に排出) ⇒ 《完了

・床下のドロを撤去したエリアの清掃作業(ハケやブラシ等を使用) ⇒ 《完了


【被災された方からの「声」】

「正直、どうにもならないと思っていましたが、はるばる来てくれたみなさまが、力をあわせて、これほどまでに綺麗にしてくださったので、もう一度生活再建に向けて自分も頑張ろうと思いました」

また現地の社協の方も「昨日までとは別の場所のようです。ここまで綺麗にしていただき本当にありがとうございました」とのことでした。


【最後に】

今回も最高のメンバーで被災された方々の生活再建に向けたお手伝いをさせていただくことができました。長時間の移動を伴う、過酷な活動であるにも関わらず、貴重なお時間を使って、快くご参加下さったみなさまに、この場をお借りして、心から感謝申し上げます!!活動メンバーが安心して参加できている背景には、メンバーのご家族等の皆様の深いご理解があることと思いますので、この場をお借りして御礼申し上げます。更に、非常にお疲れのところ、事故もなく長時間にわたる運転をして下さった皆さま、今回の活動実施にあたり、様々な面でご支援・ご協力をして下さった皆様、日頃から当法人の活動をバックアップしてくださっている皆様にも改めて感謝申し上げます。

小さな小さな活動ではありますが、今後とも温かいご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします!

宮園

掲載している写真は個人情報に留意し、名札の氏名をぼかすなどの対応をしております。

今回の活動メンバー(役員等を除く) ⇒ こちらから

これまでの活動年表 ⇒ こちらから


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